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(中編)人間だからこそ生みだせる価値を、データと仕組みで創造していく

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従業員が「ビジネスの種」を考え持ち込める仕組みとは ーー CTO(Chief Tech Officer)飯島徹

KADOKAWA Connectedには、「従業員が自分の問題意識を試す場」として、社内からボトムアップで『ビジネスの種』を持ち込んでもらっての実証実験の両方を手がけるビジネスインキュベーションの仕組みがある。これは、KADOKAWA Connectedの行動指針の一つ「自分への挑戦状を持つ」にも通じるユニークな取り組みの一つと言える。

この仕組みの場をリードするのが、CTOでもある飯島徹だ。飯島は、中心的な活動内容についてこう語る。

飯島:

過去には大学などとの共同研究も複数ありましたが、現在は社内からのボトムアップに力点を置いて活動しています。アイデアを試すハードルを下げ、実証実験が順調に進んだらビジネス部門にサービス化の話を持ちかけています。

企画を持ち込む人は所属部門との兼務となり、所属部門と企画の研究の業務割合は8:2くらいでしょうか。本業を持ちながら、多くの時間を割けない研究にもモチベーション高く取り組んでもらう場作りをしています。

飯島は、KADOKAWA Connectedで働くエンジニアが自分のやりたいことを見つけ、モチベーション高く業務に取り組める環境作りに注力している。そして、この取り組みにおいては、エンジニアに限らず従業員が自分のやりたいという自発的な思いを「ビジネスの種」として持ち込みやすくするために、プロジェクト進行中のメンバーへの働きかけを工夫しているという。

飯島:

全社会議などの場で、プロジェクトの進捗発表をする場を設けています。対象となるメンバーには『あなたのプロジェクトは次の全社会議で発表ですよ』と場のセッティングと、『そこまでに何らかの進捗がほしい』と伝えます。ただし、そこから先の進捗確認はあえてやっていません。本人の取り組みたい思いを起点にはじめたことだからこそ、『進捗、どうなってる?』と言われ続けることで、最初の情熱が消えないようにしたいのです。ゴールを伝えたら、メンバーを信じて進捗は見守ることを大切にしています。

ビジネスインキュベーションは、アイデアが全て形になるわけではない。実際、アイデアの種が芽吹いてサービス化に至るのは、1〜2割だという。それでも従業員自らがアイデアを持ち込む心理的ハードルを下げるために、プレッシャーをかけすぎないことを飯島は大切にしている。その背景には、働くすべての人にはモチベーションの原理原則があると続ける。

飯島:

モチベーションは、金銭的報酬だけから生み出されるわけではありません。自分が興味のある分野で内発的動機を持って、目的に向かって試行錯誤できる機会があることは、エンジニアに限らず全ての人にとって有益だと考えています。

そしてモチベーションを維持するためには、過度にプレッシャーをかけず、アイデアの種を余裕を持って試す場が必要です。特にエンジニアは、自分の興味に対して没頭できる素質がある人が多いからこそ、その素質をエンジニアが多いKADOKAWA Connectedという組織で存分に活かしてほしいのです。新しいサービスを生み出すために外部のコンサルに依頼して新規ビジネスの種を考えてもらう方法もありますが、自分達が種から育てることで自社や事業への愛着が湧き、開花させるまでのモチベーションも持続します。

実際、当初の想定よりもビジネスアイデアが多く持ち込まれ、サービス化した事例もある。飯島は、ビジネスアイデアが生れるために、プロセスにおいて大切にしていることもあると言う。

飯島:

『ビジネスの種』を開花させるために大事なのは、判断軸を持ってPoC(Proof of Concept:概念実証)を行うことだと考えています。試してみて、判断軸に照らしてOKなら進め、ダメならやめる。判断軸があるからこそ行動に移せるのです。この姿勢を、これからも大事にしていきたいです。

PROFILE

Chief Data Officer
塚本 圭一郎
博士課程終了後データエンジニアとして、株式会社ドワンゴ入社。2019年ドワンゴで培ったノウハウをKADOKAWAグループ内に展開して欲しいとの使命を受け、当社に参画する。①データ活用に必要な人材・基盤・ツール・データをグループに最適な形での調達、②データ活用を成功させグループ全体に展開していくためのソリューションの提供、③データ活用を効率的、効果的、健全に行うためのマネジメント体制の構築の支援をミッションにデータ関連のサービスを提供している。2021年3月当社CDO(Chief Data Officer₎就任。

Chief Tech Officer
飯島 徹
大学卒業後、ソフトウェア開発者を経てネットワークエンジニアとして新規事業立上げに携わる。コンパック(現:日本ヒューレット・パッカード合同会社)エグゼクティブ コンサルタント、課題解決と事業発展にむけたシステム設計構築、仮想化技術活用を社内外に展開。ヴイエムウェア社シニア ソリューションスペシャリスト、日本マイクロソフト社 Azure グローバル アカウント技術部 部長。Azure プリセールス技術職を経て、グローバル展開の日本大手企業を管轄する技術部隊をリード。2021年3月当社に参画、CTO(Chief Tech Officer)就任。

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