魅力的で、頼りになる同期に
支えられています

グループ横断のデータ基盤を手掛ける新卒エンジニアの模索

ニコニコで独自に誕生した言語が研究意欲を刺激

大学の博士課程まで言語進化の分野を研究していました。これは、言語が生まれた起源やその過程を明らかにする学問です。学生時代から言語に興味があったので、ニコニコ動画のコメントとして流れてくるインターネット独自の言葉やその変化に関心を持っていました。

私が入社を決めたのは、自分の力を最大限に活かせて、フィードバックを受けられそうな職場だと感じたからです。社内見学に参加して「働きやすそうな環境だな」という印象を持ちました。同期は多才で面白い人ばかりです。絵を描くのが好きな人や変わった趣味を持つ人まで、いつも刺激を受けていますね。

正直に申し上げると、入社してからやりたい事や業務内容に強いこだわりはありませんでした。それは研究生活で培ってきた経験から、ものごとの原理を捉えられることなら、どんな業務でも対応できると思っていたからです。配属されてからは、常に課題と向き合いながら、データカンパニーの実現に向けて取り組んでいます。

壁にぶつかったときに差し伸べられた「同期の手」

私が所属するチームでは、社内向けのデータ分析基盤の開発や保守、運用を担当しています。

この分析基盤は、書籍や映画といったKADOKAWAグループのコンテンツに関する膨大なデータが保存されていて、データの可視化や横断分析ができるサービスです。カバーする領域はインフラからバックエンドまで、一般的なエンジニアよりもはるかに広い範囲を扱います。サービスの全体像を把握することさえ難しく、入社したての頃は苦労しました。

そんなときにサポートしてくれたのが、さまざまな部署に配属され、各分野のプロとして成長した同期たちでした。彼らの力を借りながら、一つ一つ問題解決にあたる日々です。

変化するKADOKAWAでデータカンパニーを実現したい

KADOKAWA Connected に向いていると思うのは、新しいことに保守的になりすぎず、自分自身に変化を起こせる人です。そんな人なら、たとえ経験や能力が足りない面があっても、それを補いながら得意なことを活かして活躍できると思います。出版業界でITをいち早く取り入れたKADOKAWAのように、社員の私たちにも変化が求められていると感じます。

KADOKAWA Connected Standardに「最大公約数を発明する」とあるように、サービスを作って満足するのではなく、継続的に運用されるまでの流れにコミットしていく必要があります。グループ内の資源を最大限に活用し、データに基づいた最適な意思決定ができる会社づくりに尽力したいです。