ユーザーに近い距離で
手触り感のある仕事をしたい

金融業界から転身したクラウドエンジニアの声

手触り感のある、エンジニアらしい仕事がしたくて

私が入社を決めた理由は、ユーザーに近い距離で手触り感のある仕事をしたいと思ったからです。前職は金融業界のSIerでした。銀行システムのインフラ保守・運用を担当していましたが、社内調整や会議が多くなりがちでユーザーの存在を実感しにくかったのが正直なところです。

社会人3年目頃から、自分の経験と技術スタックに焦りを覚えていました。将来の自分の市場価値を考えたとき、エンジニアとして新しい技術に触れながら腕を磨きたくなり、転職を決意しました。応募のきっかけは転職サイトの求人がたまたま目に留まったことです。ニコニコ動画がβ時代から大好きだったので、思い切って選考にチャレンジしました。

KADOKAWA ConnectedはKADOKAWA グループ全体のICTサービスに関わることができます。グループサービスやコンテンツの裏側を担うことで、ユーザーに近い環境で仕事ができると思ったんです。

仕事が世に出る実感。やりがいは「ニコニコ動画視聴者の声」

入社してからは、ドワンゴの各サービスにおける運用オペレーション代行を担当しました。始まったばかりの業務ということもあり、当初はフォーマットや進め方も決まっておらず、依頼者とのコミュニケーションに苦労しました。今になって振り返ると、多くの関係者と調整をしながら仕事を進める前職の経験が活きたプロジェクトだったかもしれませんね。

今は、DMC(Dwango Media Cluster:niconicoの配信サーバー)のインフラコストを削減するプロジェクトに携わっています。ニコニコ動画の配信プラットフォームに関わる仕事ですから、適切なサーバー管理がサービスレベルの向上や運用改善につながります。依頼者であるドワンゴのスタッフはもちろん、視聴者に対しても責任のある業務を常に心がけています。

KADOKAWA Connectedに転籍してからは自分の仕事が世に出ていることを実感する機会が多いですね。ニコニコ動画と競合サービスの比較をSNSで見かけるとドキっとします。
何より感動するのは、視聴者からサービスに対する生の声を聞けることです。ニコニコのリアルイベントに来場する方々が楽しそうにサービスのことを話してくれるのは、大きなやりがいです。「また仕事を頑張ろう」と思える瞬間ですね。

お堅い社会人のイメージを変えてくれた同僚たち

この会社に来て実感しているのは、KADOKAWA Connectedで働く人の魅力です。それまでは、社会人はお堅い「ビジネスマンの皮」を被っている人ばかりだと思っていました。

柔軟に物事を考え、他者を尊重できる同僚と仕事をするなかで、そんな固定観念が変わりました。主体性を持ちながらお互いの働き方を大切にしあう人たちが集まっているからこそ、テレワークも全社で活用できているのだと思います。娘が体調を崩したときでも仕事をしながら側にいられるので、とても重宝している制度です。転職して心からよかったと思っています。

現在はインフラ系の業務が中心ですが、今後はフロントエンドやバックエンドにも関わってみたいです。サービスを俯瞰して課題解決にあたるには、インフラの知識だけでは足りません。KADOKAWA Connectedは新たな言語や技術領域にチャレンジできる場所です。フルスタックな知識と経験を身につけ、さらに市場に近い仕事にも携わっていきたいです。