自由と自立を兼ね備えた
環境で鍛えられる

自由と自立を兼ね備えた環境で鍛えられる新卒エンジニアの思い

ニコニコ動画、角川漫画……
コンテンツのデータに触れる「面白さ」に魅せられて

僕が入社を決めたのは、選考で出会った先輩たちの仕事に対するスタンスに刺激を受けたからです。当社はグループ企業のドワンゴにサービスを提供しており、動画配信や生放送といったniconicoのサービスを支えています。「niconicoを今よりさらに良いサービスにしたい」という想いやサービスの付加価値を求めて行動する姿勢を感じました。また「自社をこんな会社にしたい!」と志を持っていて惹かれたのを覚えています。

niconicoやKADOKAWAが保有する膨大なログデータに触れられることも魅力の一つです。僕は学生の頃からニコニコ動画のユーザーで、角川の漫画やスニーカー文庫も趣味のバイクや釣りの合間に読んでいました。初めて読んだ角川シリーズは『涼宮ハルヒの憂鬱』です。IT企業を中心に就職活動をするなかで、愛着をもっているサービスやコンテンツを解析したり、サービス改善に関わったりする仕事が面白そうだと思い、志望に至りました。

学生時代を振り返ると、学部の3年間はずっと数学を勉強していたような気がします。応用数学に関心があったので、生物系の数値計算を扱う研究室に進みました。修士課程を修了するまでの3年間は、膨大な量のDNAデータを解析していました。研究でデータに触れる面白さを感じたことが、今の仕事に繋がっていると思います。

自由な環境で活躍する先輩エンジニアたちに囲まれて成長できる

僕が所属する調査分析サービスの部署は、KADOKAWAグループで各サービスの分析を担当しているチームに向けて、解析ツールの開発や改善、扱いやすいデータを提供する役割を担っています。データを可視化することは、各サービスの改善を考えるきっかけにもつながります。

配属にあたっては、自分の興味関心が考慮されていたと思います。配属前の面談で「数値情報が、処理の違いによってどのような見え方の差を生むかに興味があります」と伝えたところ、人事から調査分析サービスが合うのではないかと提案されました。

KADOKAWA Connectedにはドワンゴから出向・転籍している人が多く、仕事の進め方にはドワンゴの自由な雰囲気が引き継がれています。それは自立して働ける人たちが集まっているからだと思います。テレワークを活用するエンジニアが多いのも、こうした理由からです。

配属された当初はサービス特有の知識や初めて触れる技術など、分からないことが芋づる式に出てきて大変でした。KADOKAWA Connectedは同じチームの先輩がメンターにつく制度などがあり、相談しやすい環境が整っているので、会社生活を円滑に進めるうえで大きな助けになりました。

求められるのは、KADOKAWAグループの垣根を超える問題解決能力

仕事を進めるなかで、ビジネスの本質に迫るような質問を先輩エンジニアから投げかけられることがあります。

1年目の研修に、部署・セクション・サービスのためになることを考えて事業計画から実行までを担う課題があります。僕はセクション内の課題を解消するための業務効率化ツールを提案し、今まさに開発を進めているところです。

先輩たちは取り組みを応援してくれるだけでなく、「なぜ、そのシステムがセクションに必要なのか?」と問いかけてくれることがあります。なぜその課題と向き合い、そのシステムを取り入れる必要性があるのか、先輩たちとの対話を通してビジネスパーソンとしての思考も鍛えられています。

今はドワンゴの事業に関わることが多いですが、エンジニアとしても、ビジネスパーソンとしても、ドワンゴの枠を飛び越えて前向きに課題へ向き合いたいです。KADOKAWA ConnectedはKADOKAWAグループ全体のICTサービスを担う存在として期待されています。そのためにも、今後はエンジニアとしての成長に加えて、自分で壁を切り開いていく「問題解決能力」を身につけたいです。